2018年7月 6日 (金)

ガソリンスタンドでバイトしていたころ

 20代半ばくらいの頃、ガソリンスタンドでアルバイトしていた。
  時給は安かったが、仕事自体は面白かった。同僚らとも仲良くなり、仕事なのか遊びなのかわからないような日々を楽しんでいた。

 小さなスタンドだったが、顧客は多かった。女性の常連さんからバレンタインチョコをもらったりしたこともあった。人見知りだったおれだが、不思議とうまい具合に接客ができて、お客さんからの評判も決して悪くはなかったと思う。

 このアルバイトで、いろんなお客さんと接することができた。なかでも、今でも鮮明に記憶しているお客さんがいる。

 いつごろからか頻繁に店に通いだした三菱のデリカ。遠目に見てもずいぶんくたびれた状態で、車内にはいつも人がいっぱい乗っていた。給油中、彼らはずっと前を向いたままで、隣同士で話をするようなこともない。給油を終えると運転手は現金で支払いをする。決まって万札を出してきて、しかも財布からではなく、薬を入れるようなビニール袋から札を取り出していた。

 あるとき灯油の配達を頼まれ、近所の建物に向かったことがあった。向かった先で出てきたのは、件のデリカの連中だった。彼らはあいかわらず無駄口を一切話さない。支払いは、やはりビニール袋の万札だった。

 ほぼ平日に訪れていたデリカ号だったが、あるとき日曜日に来ることがあった。しかも車内には運転手以外に誰も乗っていなかった。珍しいこともあるものだ。

 運転手は相変わらずおれたちスタッフには一切興味がないといった様子で、無表情のまま車のそばで立っていた。彼らのそんな態度にもすっかり慣れたおれは、いつものように運転席の前のガラスを拭いた。ダッシュボードにはカセットテープが無造作に置かれていた。

 紙のケースに入ったカセットテープ。そのケースには髪の長い、ひげ面の男の写真が印刷されていた。

 彼らがどういう人たちなのかということを、おれはこのカセットテープで初めて知ることになる。そして少なからず、背筋に寒いものを感じたのだった。

 現場へと向かう道すがら、ラジオから聞こえてきたニュース速報は、およそ20年ほど前のそんな出来事を、にわかに思い出させてくれた。あのスタンドは、これから向かう現場とは目と鼻の先にある。
 



 

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2018年7月 2日 (月)

長すぎるレシピのなかの、ちょっとしたコツ

 ヒトリモノがつくる料理として常に人気を誇るのがチャーハンである。たぶん。
で、ご多分に漏れずおれもしょっちゅうチャーハンを作っている。自分なりのコツとしては、味付けは創味シャンタンと塩、こしょう。あとは強火でひたすら鍋を振るといったところだろう。
ところが先日、自宅で仕事をしていた際に聞いていたラジオで、ちょっとかわった料理研究家の人が登場していて、チャーハンについて語っていたのを聞いて、若干目から鱗な思いをしたのである。
料理研究家氏はこれまで自著を数点出版しているが、いずれもひとつの料理についてひたすら研究、実験を繰り返して最高の味を求めるといったもの。最初は確かペペロンチーノで、その次がハンバーグだった。いずれもキャッチコピーに「世界一長いレシピ」とうたわれている。おれはまだ読んではいないのだが。
 料理研究家氏は、同じようなチャーハン本を上梓したとかで、ラジオでもその本について語っていたというわけなのである。
料理研究家氏は、話の中でちょっとしたコツを披露してくれた。いわく「玉子は黄身のみを使う」。そして「米は鍋に押し付ける」とのこと。
ラジオは昼前の放送だったため、その日のランチは当然チャーハンになったというわけだ。

 コツをそのまま実践してみると、これまでのおれのチャーハンの味とは2段階くらい高いレベルのチャーハンができてしまった。特に「鍋に押し付ける」は効果的で、それまではなんとなくべチャッとしていた食感が、香ばしく変化したのである。これは旨い!

 適度なパラパラ感を味わいつつ「これでまた、独身のスキルがアップしてしまったようだ」と独りごちたのであった。

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2018年6月24日 (日)

悪あがき

 ここ数年、仕事の感じが変わってきた。
 レギュラー仕事は相変わらずだが、ほかの媒体の仕事が減り気味である。また事件、事故関連での出動はめっきりなくなった。

ひとつの取引先のみに傾注するのは、正直怖い。

「ここは営業に回らねば」

 久々に新幹線で東京に行った。Dscn7645_

上京はいいのだが、新規でアテがあるわけではない。今回はすでにすでに仕事もらっている会社、担当者を中心にまわることにしよう。レギュラーの会社はスルーである。

 皆忙しい中時間を割いていろいろお話してくれた。具体的な話もひとつ、ふたつ出て、とりあえずは効果ありだ。今回は2年ぶりの東京だったが、やはり定期的に上京して顔を見せておくことは大事だと思った次第。

東京の皆さん、ありがとうございました。

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2018年6月18日 (月)

Incident of june

10年なんてあっという間。

連絡を受けてすぐに出発した。そのまま御殿場で2泊3日。自分の力不足を思い知らされた。
そして翌週、次の週も右往左往。知人の知人の協力を得て何とかカッコはついたけど、まさに「後塵を拝す」。悔しかった。

このころはおれもほんの少し熱意はあったけど、今は単なる気の抜けたデブになっちゃったようだ。

そんなことはともかく。

誰もがあの日あの場所で倒れていたかもしれない。そして誰もが”彼”になっていたのかもしれない。もちろん”おれ”も含めて。

おそらく糾弾することは簡単だ。自分自身を顧みない限りは。

そして時を経て、同じような出来事が起こった。
久々の感覚。もう少し、頑張ってみよう。

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2018年5月31日 (木)

突発的揚げ物ウィーク

 出張の際、時間があればその土地のスーパーに立ち寄るようにしている。その土地だけで愛されている食材を見つけるのが好きなのだ(サービスエリアで売られる土産物などは、観光客に向けパッケージなどで余計な主張をしているから買う気になれない)。
 で、先日静岡に行った際、黒はんぺんが安く売られていたので購入した。半分ほどはフライパンで焼いて食ったのだが、どうせなら少しは凝ったことがしたくなり、ホムセンに行って天ぷら鍋を購入した。Dsc_7683__2
 静岡人オススメのフライを製作した。

 で、わざわざ鍋を買ったので、超久々に天ぷらを作ることにした。これまでかき揚げは作ったことがあるが、今回は海老天に挑戦してみる。
 海老をまっすぐに揚げるためには背ワタを抜いたりなど、いろいろ下処理が必要とのことで、レシピサイトを参考に海老をぐりぐりこね回した。

Dsc_7686__2 だがしかし、海老はやっぱり丸まってしまった。

 おそらく伸ばし方が悪かったみたい。味も悪くはないが、食感が固めなのが気に入らない。  
 しばらくは揚げ物ばかり食うことになりそうである(苦笑)。

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2018年5月 7日 (月)

I hate electricity

 連休も終わり、いよいよ初夏に突入だ。
連休なんざどこに行っても混み混みゆえ、自宅でカキモノ仕事をこなしつつ、バイクの整備をしたりなど。

Dscn7530_  久々にME06で走ろうと思い、朽木でマクれた際に割れたリアフェンダーを縫合する(苦笑)。
 縫合の翌日、いなべにME06を持ち込んだ。1本目の走行は何の問題もなく走ることができた。んが、休憩の後、2本目の走行に備えようとキックを下ろすと、まったくの無反応・…。すぐさまタンクを外して前日発掘していたストックCDIに交換すると、あっさりと始動。以前乗っていた芋樽(XLR250バハ)でもCDIトラブルがあったが、昨年から続く不調の原因はコレだったか。

 これで当面は何のトラブルもないと思うが、そもそもハーネスが購入時点から謎の状態なので、これを機に電装系をすこしやり直すことにした。せっかくなので灯火類もつけて、ナンバーも取得するつもり。とりあえずノーマルのメインハーネスとヘッドライトは購入済み。ウィンカーは丸タイプがいいけど純正はバカ高なのでストックのXLR用にしよう。テールランプもストックだな。

 ま、ぼちぼち作業します。

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2018年4月18日 (水)

道中、本当に木が朽ちていた

 WEX WEST第4戦、朽木スキー場大会に参戦。
 大雨の中、蟹江某所で二日酔い&寝不足気味の酔いどれメカ長を拉致し、高速を一路西へ。木之本で降りて下道をさらに西進。ゲートオープンと同時くらいのタイミングで到着した。
 今回は470台くらいがエントリーとのこと。おれが出る90分クラスも180台という台数だ。
 
 雨はやむどころか、さらに強くなる。しかも寒い!Dsc_7615

 スタートしてじきに現れたヒルクライムは、思いのほか路面が食いついたため、速度こそ出ないものの、低速の強いわがME06はブリブリと登ってくれた。だがその次の下りで、何故か走行中にエンスト。このエンストにはその後のウッズなど、随所で悩まされた。当初はトラブルが出ていたキルスイッチの不良を疑ったが、その後アイドリングを上げたところエンストすることは少なくなった。Dsc_7625 単にアクセルの閉めすぎってところだろう(苦笑)。

 ウッズには苦しめられたが、おれ以外のライダーもみな相当苦労している。ウッズを出た直後の上りも、見た目以上にキツいようで、スタックしているバイクが多数。おれはME06の低速トルクと、おれ自慢の鬼トラクション(苦笑)のおかげでスタックすることはなかったが。

Dsc_7635 Dsc_7645降り続ける雨のせいで、コースコンディションは次第に悪化。ロングヒルクライムやウッズ後の上りだけでなく、ショートカットのう回路もどんどんぬかるんできた。必殺鬼トラクションで事なきを得ていたが、最終ラップのショートカットう回路で立ち往生しているバイクを避ける際にラインをはずしてあえなく転倒してしまった。

 バイクを起こすのは少々苦労したが、コース外の下りを利用してすぐにエンジンを再始動することができた。う回路をブリブリと登り、その後は何のトラブルもなくチェッカーを受けられた。

 結果は108/180台。ヘルカメを見るとあちこちで休憩しているな。リカバリーも遅い。ベストラップを見ると、おれより上の順位におれ以下のタイムのライダーがちらほら見える。やはり日ごろの運動不足が響いているようだ。

 まぁ、なんにせよケガが無くてよかった。いつになるかはわからないが、次回はもっとがんばろう。

おまけ。Dsc_7622


Dsc_7676!!!
 SPL TNX  酔いどれメカ長

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2018年3月31日 (土)

恒例

山崎川へ。今年はいつもより咲くのが早い印象で、ちょうど満開かと思っていたが、すでに散り始めていた。
薄く雲がかかっていたようだ。コントラストがやや弱めな印象だった。
もう一度くらい撮れるといいなぁ。

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2018年3月 6日 (火)

初張り

ステイシーネストを試すべく、おれと同じくアウトドアにハマる某氏らとともに静岡某所のキャンプ場に行ってきた。
重さはモンベル・ムーンライト2とさほど変わらないといった印象。収納サイズは大きいが、ベルトで締めこんだらかなりコンパクトになり、昨年の北海道の際に購入した防水バッグにも収納できた。
やはりサイズが大きいだけあって、フックが多く、ペグもたくさん打たなければならないが、いちいちマニュアルを見なくてもスイスイ組み立てられる。フライをポールに巻き付けるベルクロテープが少々邪魔くさいが、慣れれば問題はないだろう。Dsc_7308 やはり広い。これはゆったり眠れそうだ。

沖釣りに出ていた某氏が夕方戦利品とともに合流した。Dsc_7293_01 アカムツという魚らしい。別名のどぐろ。Dsc_7298 刺身チョー旨。脂がじつに上品だった。Dsc_7300 B6君カンつけキット。Dsc_7288 おれもB6君買おうかなぁ…。Dsc_7301 バウルーは餃子の調理にも最適。Dsc_7305 モーニングホットサンド餃子風味(苦笑)Dsc_7310

スネエモン看板前にて。

つぎはどこに行こうかなー。

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2018年3月 2日 (金)

あこがれ

お気に入りだったマイテント、モンベル・ムーンライト2。コンパクトで設営がチョー簡単。お値段もお手頃なのだが、最近は狭く感じるようになった。キャンプグッズが充実してきたので、前室の狭さも気になり始めた。
2017年の夏に北海道を旅して以来、テントの買い替えを検討しはじめる。いろいろ検討した結果選んだ本命は、あこがれの「オガワ」のステイシーST-2。しかし人気商品ゆえにメーカー欠品で、店舗在庫を探して大型洋品店を行脚することに。、さらにネットでも探すものの、どこにも見つからなかった(大型店では10万円超えのグランピング仕様ばかり)。だがステイシーの進化版のNESTというモデル(サイズはいっしょ)はメーカー在庫があり、第2候補に浮上する。しかしながらかなりお高く(T-2より15kくらい高い)、ポチるのは躊躇していた。
で、先日、最強ホムセンの「ホームセンターバロー稲沢平和店」(限アウトドア用品)に探しに行くも、ST-2、NESTともに発見することができなかった。悔しいので(苦笑)、その足で春日井の「キャンピングワークステーション」に足を延ばすことにした。さほど大きな店ではないのだが、用品の種類が豊富で、マニアックな商品も多かった。
案の定ST-2は見つけられなかった。だが、NESTが在庫してあるではないか。しかも定価からかなり割り引かれたいる!これは買うしかあるまい。小心者ゆえ2回払いだが(苦笑)。Dsc_0795_2

ネットだと早いし気軽に買い物できるぶんありがたみがないけど、こうやって苦労して探すと見つけたときにうれしいし、商品にもより愛着がわくというもの。大事に使おうっと。 Dsc_0796

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